ワールドシャウラのメリット・デメリットを考える

ワールドシャウラを使い始めてから1年以上経ったので、使ってみて感じたワールドシャウラ自体のメリット・デメリットを書いてみる。
ちなみに所有しているのは以下の番手。
各番手の使い勝手については別記事で。

  • 2702R-2
  • 2704RS-2
  • 1652R-3
  • 1604SS-4

目次

  1. ワールドシャウラを使うメリット
  2. ワールドシャウラのデメリット


1. ワールドシャウラを使うメリット

1.1 複数の釣りに対応できること

シマノ公式ページでの扱いが「フリースタイル」となっている通り、ワールドシャウラは1本でキャスティングやジギングなど複数の釣りに対応できる事を強みとしており、これがこの竿の一番のメリットだと思っている。

直近の2年間は毎月1,2回ほど船釣りに行っているのだが、季節によってターゲットとその釣り方が変わってくる。
シーバスやサワラを狙いのキャスティングゲーム、スーパーライトジギングでの鯛釣り、200gほどのジグを使った青物ジギング、うたせ五目、イワシの泳がせ釣り、etc.
そうなると使用する仕掛けに応じてタックルも変わってくるのだが、各釣りごとに特化したロッドを買った場合、家はあっという間にロッドだらけになり諭吉は消えていく。

これを解決できるのが「フリースタイル」を謳うワールドシャウラだと思う。
特にジギングで使用する場合はバットを交換することで長さを延長できるためより自由が高い。
もちろん50gのジグを使う釣りと200gのジグを使う釣りでロッドを兼用することはできないのだけれど、それぞれがキャスティングゲームでも使えるので単純にロッドの本数が1/2となる。

価格面でも各釣りで高価なロッドを揃えるよりは安く上がるはず。

1.2 仕舞寸法が130cmであること

釣行時に私が一番困っているのは移動である。
なぜなら車を運転できないから、、、
免許はあるけどもう10年以上乗っていないので乗らないほうが良い、、、

となると移動は迎えに来てもらうか公共交通機関を使うことになるのだけれど、7ftを超えるワンピースロッドでは移動がとても難しい。
タクシーには乗らないし電車でも天井に届きそうになる。
そのため仕舞寸法が短いことが私にとっての必須要件になるのだが、ワールドシャウラは8ftを超える番手も含めすべて仕舞寸法が130cmとなっており条件をクリアしている。

自分で車を出せる人や遠征釣行しない人には薄いメリットかもしれない。

1.3 ロッドのスペックと満足感が高いこと

これは単純に高いロッドはやっぱり良いよねという話。
これまで青物、真鯛、タチウオなど色々釣ったけど魚とのやり取りで不便を感じたことは一度もないし、むしろ釣り物がしょっぱいとロッドのオーバースペックを感じるまである。
そして何よりシマノの最高級ロッドを使っているという満足感。
うーん、高いロッド好き。



2. ワールドシャウラのデメリット

2.1 何でもできるに特化していること

1本で複数の釣りに対応できる事をメリットとして挙げたけれど、これが逆にデメリットでもあると思う。
確かに強くていい竿ではあるのだけれど、魚種ごとに特化した竿と比べるとグリップの握った感じや長さ、竿の重さ(これは使ってるのが古いモデルだからかも)、ジグをシャクったときの竿のしなり等、何でもできるを売りにした結果どうしても大味な部分が多い。
要するに器用貧乏みたいなところがある。

2.2 価格

上の方で高い竿好きとか言ってたけど、やっぱり値段はワールドシャウラ導入のネックになると思う。
ロッド自体が公式ページの価格で7万超、エクステンションバットも1万超。
買うロッドの本数を減らしてトータルコストを抑えられる事をメリットとして挙げたけど、3万円くらいのミドルスペックのロッドなら2本買えてしまう。

最高スペックのロッドが必要なくて、各釣りに特化したロッドが欲しいならミドルスペックの竿を複数本買うという選択もありだと思う。


メリットとデメリットを改めて確認してみたけれど、やはり自分にとってはメリットのほうが大きいと思うのでワールドシャウラを導入したのは正解だったと思う。
やる釣りが基本的に船釣りなので、7ftを大きく超える竿も特に必要なかったしね。

値段は高いし主体としている釣りにもよるので万人に合うかは分かりませんが、何でもできる良いロッドであることは間違いないと思うので興味のある方は導入を検討してみてはいかがでしょうか?

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