ワールドシャウラ (2702R-2, 2704RS-2, 1652R-3, 1604SS-3) のインプレ

ワールドシャウラを使い始めてから1年以上経ったので、所有している各番手のインプレを書いてみる。
ワールドシャウラ自体のメリット・デメリットについてはこちらの記事で。


目次

  1. 2702R-2
  2. 270rRS-2
  3. 1652R-3
  4. 1604SS-3


1. 2702R-2

初めて買ったワールドシャウラで、使用頻度も一番高い番手。
現行モデルではグリップがカーボンモノコックになっているが、所有しているのはひと世代前のコルクグリップモデル。

7ft なのでボートゲームで使いやすく、70cm くらいのワラサも難なく釣り上げることができた。
またスーパーライトジギングにも使っている。
ガイド経も大きくキャスティングゲームでは投げていて楽しい竿。

SHIMANO が公表しているスペックでは、適合ルアーウェイトが 8-30g、適合ジグウェイトが 30-90g となっているが、実際に気持ちよく使えるのはキャスティングで 10-25g、ジギングで60gくらいまでだと思う。
30g をキャスティングすることはできなくないが、少し気を使う感じになる。
また60gを超えるジグをハイピッチでしゃくるには柔らかすぎる。スロージギングなら可。
現行モデルはグリップの変更によって軽量化されているのでこれに当てはまらないかもしれないが、ステラ5000番と組み合わせて6時間ジャーキングするとそこそこ疲れる。



2. 2704RS-2


サワラやシイラのキャスティングゲームで使える強い竿が欲しかったので最近になって購入。
現在は販売されていないモデルなので中古で購入した。

こちらも2702と同じく7ft なのでボートゲームでの使い勝手がいい竿。
まだ3,4回しか使えていないが、既に1m近いサワラや60cm程のワラサを釣り上げており、使用感としてはまだまだサイズアップが狙えそうな感じ。
ジギングでも使用することを検討しているため、そのうちグリップを延長しようかと思っている。

SHIMANO が公表していたスペックは、適合ルアーウェイトが 15-80g、適合ジグウェイトが 70-210g。
まだ80gのルアーをキャストしたことはないが、気持ちよく投げられるのは25g〜だと思う。
サワラのキャスティングゲームで22gのルドラを使ってみたが、このくらいの重さであれば2702のほうが投げやすい。
ジギングで使ったことはまだないので未知数な部分は多いが、100−150gあたりが気持ちよく使える範囲かと思っている。
また上の方でも少し触れたが、ジギングロッドとして使うにはグリップの長さが絶妙にたりない(脇に挟めなくはないぐらい)ので、本格的にジギングでも使うことを考えるならあと5,6cmは延長したいところ。



3. 1652R-3

2702 の次に使用頻度が高いのがこの番手。
今のところキャスティングゲームでの出番は少ないが、エクステンションバットに換装してジギングで使っていることが多い。
2702 では対応しきれない重さのジグを扱うのがこのロッドの主な仕事になっている。

この竿の一番いいところはバットを交換することでキャスティングとジギングの両方に対応できるところ。
仕立船によく乗るので、ロッド1本+バットだけあれば釣り物によってキャスティングとジギングをすぐにスイッチできるのはやはり便利。
エクステンションバット自体が1万円を超えているし、リールはどちらにも対応できるようにしておく必要があるので、コスパとしてどうかは分からないけど。
あとは60号くらいまでの錘を使った泳がせ釣りでも使ってる。

適合ルアーウェイトは7-28g、ジグウェイトはMAX160g。
キャスティングではそんなに使ってないけれど、竿が少し短いこともあり30gのバイブレーションをキャストしたときも違和感は特になかった。
一方ジギングは80-130gくらいが丁度いい範囲だと思う。
60gのTGベイトをシャクったときは細かく軽くというやり方しかできなかった。
また150gくらいになると大きくゆっくりとしたしゃくり方に固定される。



4. 1604SS-3

200g以上のジグを使うジギングやビックベイトでのシーバスゲーム用に買った番手。
エクステンションバットが1652と共通で使える。

東京湾でのビッグベイトのキャスティングや、伊勢湾で水深5,60mを狙うジギングやトンボジギングで主に使用している。
あとは80号くらいの錘を使う泳がせ釣りや五目釣りにも使う。(これを地味に重宝してる)

適合ルアーウェイトは15-80g、ジグウェイトはMAX300g。
50g半ばのダヴィンチをフルキャストしても特に違和感はなし。
メーカースペック通りもう少し重くても余裕そう。
ジギングでは適合ウェイトがMAX300gなので、水深50mに沈めた200gのジグもしっかりとしゃくることができた。
170gか180gより軽いジグだとロッドのほうが強すぎるかも。
正直自分がやっているジギングには強すぎる竿なので、MAX250gくらいの竿でも良かったかと思っている。

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以上、各番手の使用感をざっと書いてみた。
さすがに4本もワールドシャウラをもっていれば新しいロッドはもう買わなくて良いはず。(ロッドを買うたびにいつも思っていること)

ワールドシャウラ (2702R-2, 2704RS-2, 1652R-3, 1604SS-3) のインプレ」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。1652と1604のエクステンションバットとロッドブランクスの間にあるブランクスのバットみたいな継ぎはなんですか?ブランクスを延長できるのでしょうか?教えてください。

    1. 1652 と 1604 はもともと 3 本継で、グリップ部分、中間のバット部分、それより先のティップ部分の計 3 つのパーツで構成されています。
      なので中間部分を足すことでロッド自体を延長できるというわけではないですね。また別売りのエクステンションバットで交換できるのはグリップ部分だけです。

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