館山での中深海ジギングに行くためにメタルジグを自作してみた。
サメやクロシビカマスにたくさんジグを持って行かれると聞いたので、自作で安価にジグを揃えたかった。
メタルジグ自作の手順は過去の記事で紹介しているので、こちらをご参照ください。
今回型をとったのは以下のジグ。上から DEEPLINER SPY-V 250g/300g、YAMBAL ARTCRAFT DELTA 135g/170g。
流石にマンションのベランダで鋳造はできないので、実家に帰省したタイミングで生産。
中深海用のジグに関しては黒とオレンジのゼブラグローにする予定なので、塗装はいつものホロテープではなく缶スプレーを使い、裏面にだけシルバーのホロテープを貼った。
使ったスプレー、蓄光テープ、ホロテープは以下。ちなみにホロテープはルアー用のやつではなくてパーティー用?のやつ。
- アサヒペン 高耐久ラッカースプレー 300ML 黒
- アサヒペン 蛍光塗料スプレー 300ML オレンジ
- アルファフラッシュ 高輝度蓄光テープ(幅15mm×1m)
- エヒメ紙工 ホログラムテープ シルバー
とりあえず一つ作ってみたものの、ここであることに気づいた。
SPY-V の実物を見ると白い夜光塗料の上から蛍光のオレンジが吹かれているっぽい一方で、自分のジグは蛍光といえどスプレーを吹いただけ。
あれ、300m 沈めたら真っ黒と変わらなくない?
ということで急いで夜光のオレンジを購入。
蛍光オレンジの上から重ねて吹いてみたけど色味はいまいち。
(夜光塗料を吹いてから薄く蛍光塗料を重ねて吹いて、というのも考えたけど蛍光塗料の残量も少なく、かつめんどくさかった。。。)
上が本家、下が自作。次回はもうちょっと考えよう。
デルタの方は全部シルバーのホロテープを巻いてマッキーで色付け。
適宜アルコールと綿棒を使ってぼかしを入れたりしてみた。
あまりきれいにはできてないけど、各色のホロテープを揃えてやるより圧倒的に楽だったので、次回からもこのやり方にしようと思う。
コーティングは前回同様ウレタンにドブ漬けで行うのだけれど、今回はジグの色つけに塗料を使っているので、ドブ漬けしたときに溶け出さないよう対策をする必要がある。
調べてみたところニスを塗るといいという話を見つけたので、スプレータイプのニスを買ってこれドブ漬け前に吹き付けることにした。
ちなみにこれまでは目の部分以外塗料を使っていなかったので、スティックのりで目だけコーティングしてドブ漬けしてた。
ウレタンはそれなりに臭いので、ドブ漬けはベランダで敢行。
ニスがちゃんと仕事をしてくれたおかげで、塗料が垂れることもなかった。
で、完成品がこれ。塗装がシンプルだと自作でもすごくちゃんとして見える。
デルタの方もまぁまぁの出来栄え。
今回はSPY-Vの250gを9個、300gを8個、デルタの135gを5個、170gを5個それぞれ作成して、一個あたりの価格は多分7,800円くらい。
型採り用のシリコンや塗料など新しく買ったものが多かったけれど、やはり数を作るとかなりお手頃価格になる。
最後に肝心の釣果ですが、SPY-V の方は友人がクロムツやキンメを釣ってくれてたので問題なさそう。自作のジグで魚が釣れると嬉しいね。
なお自分の釣果はサバとサメ。
デルタの方は使う機会があまりないのもあってまだ釣果なし。
まぁ多分釣れるでしょ、と思ってる。