【釣行記録】相模湾 中深海ジギングゲーム(2021年3月下旬)

人生初の中深海ジギングゲームに行ってきた。
船は庄三郎丸さん。

目次


○釣行記録

当日はベタ凪で天気もよく絶好の釣日和。3月下旬としては暑いくらいだった。
船の前方で4人がジギング、後方で10人ほどがエサ釣りという布陣。
当日のタナは 250m から 290m くらい。

今までやってきたジギングと比べて 3,4 倍の水深になるので底が取れるのか不安だったが、思いの外しっかりと分かった。
ただし着底まで相当時間がかかるので、最初はラインが流されてるだけなんじゃないかとかなり不安だったけど。
1.2 号の PE ラインと 300g 以上のジグを使用したけれど、もっとラインが太かったり潮が早かったりしたら更に重いジグじゃないと厳しいかもしれない。

普段の青物ジギングとはしゃくり方も同じようにいかず、かなり苦戦してると同船した心優しいルアーマンが以下のアドバイスをくれた。

  • 中深海のジギングではフォール中のバイトが基本
  • なのでジグを 1 しゃくり毎にしっかりフォールさせることが重要
  • フォール中にバイトがあると、しゃくった糸が一瞬沈んでいかなくなるのでそれで分かり、ジグのフォールか次のしゃくりでフッキング
  • 巻き上げは 1 しゃくり毎に半回転、極論もっと少なくてもいい

初心者丸出しだった自分には非常にためになる情報。(ちゃんと調べてから乗ればよかった)

さて肝心の釣果はというと、前半3時間位はエサ釣り勢に多少のヒットがあるもののジギング勢には一切アタリなし。

これが初心者への洗礼かと思いつつ、ほぼ筋トレ状態でしゃくり続けていたところ急にジグが重くなった。感覚的にはジグに雑巾が引っかかった感じ。
かなり重かったのでサイズに期待して 300m を巻き上げ、やっと顔を見せたのはシロムツ。

このサイズでそんなに重いのかよ、と思いつつ中深海ジギング初HITなので記念撮影。こんなサイズでも嬉しい。

その後潮が上げに変わったアタリからルアーマンにもアタリが出始め、私もキンメダイを二匹追加した。

あと釣果とは別に気になったのは客同士のお祭りの多さ。

エサ釣りの人はベタ底ではなく指示されたタナに仕掛けを漂わせているので、お祭りが発生するのは当然といえば当然。
中深海ゲームでラインを切ってしまうとその日はゲームセットになってしまう可能性があるので、どうしてもお祭りを丁寧に解消する必要があり時間がかかってしまう。
船を流してる最中に起きたときは良いんだけど、流し変え前にこれが起きるとかなり時間が無駄になるのでなんとかならんものか。

この日は左手が限界を迎えた頃に納竿。


○釣果

最終釣果はキンメダイ2匹と白ムツ1匹。
もう一匹白ムツがかかったけどエサ釣りの人とお祭りして目玉だけ上がってきた。

船全体としてルアーでの釣果が伸びていなかったのでまぁまぁな結果かな。
欲を言えばクロムツがかかってくれると嬉しかった。


キンメダイはしゃぶしゃぶにして美味しく食べました。


○使用したタックル

中深海用のジギングロッドなんて持ってなかったので、ワールドシャウラ 1604を使ってみたけれどちゃんと魚がつれて一安心。アタリを取る分には全く問題なし。

ただ通常のジギングロッドより竿自体が硬いせいか、ジグをしゃくる事による人間への負担はかなり大きく感じた。

また2000番のオシアジガーを使ったけれど、オシアジガーの足の部分がかなり大きく、ワールドシャウラのリールシートにはちゃんと入らなかった。
ギリギリで締められたので使えたけれど、ヒラマサなどの大型青物とやり取りするとなったら少し不安かも。

あとお祭り対策としてラインを多めに巻いておくか、予備のタックルを用意しておいたほうが良いと思った。
餌釣り勢とお祭りすると、彼らは電動リールなのでルアーマンより圧倒的に早く仕掛けを回収する。
そうなるとこちらのラインは大半が海の中にある状態で、お祭りの解消作業が始まってしまう。
このとき細い PE ラインを使っていると、船や仕掛けに擦ってできた傷が致命傷になりかねない。
最悪その日はゲームセットということもありうる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です